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結婚指輪を買おうと考えたとき「どちらの手のどの指につけるのものなんだろう?」と改めて迷ってしまう人も多いかと思います。さらに左利きの人の場合は「どちらの手に結婚指輪をするか、右手にしてもいいのか?」など疑問がいろいろ浮かんでくるもの。この「よくあるご質問」ではそれらについてご紹介しています。
日本では、結婚指輪は左手の薬指につける人が多数ですが、右手の薬指につけることも間違いではありません。
古代エジプトやローマ、ギリシャでは、心臓が感情を司ると考えられており、左手の薬指には心臓に直接通じる、血管や神経のようなものが通っていると思われていました。
特にローマではそれを「愛の血管」と呼んでいました。
そのため左手の薬指に、永遠を意味する輪である指輪をつけて、その人の心は、愛する人のことでいっぱいである、ということを表していました。
そのほかにも、人口の約90%を占める右利きの場合、左手の薬指はあまり使わないため、結婚指輪が傷つきにくい、など実用的な説もあります。
日常生活で邪魔にならないよう、右手の薬指に結婚指輪をつけている左利きの人もいます。
後ほど説明するように右手に結婚指輪をする文化もあるため、右手に結婚指輪をつけても、間違いというわけではありません。
自分の生活習慣や好みに合わせてつけましょう。
日本では左手の薬指につけるのがポピュラーですが、世界には右手の薬指に結婚指輪をする文化もあります。
また、婚約時と結婚後でつける手を変える国もあります。
ドイツなどの伝統的な結婚指輪のつけ方は、シンプルな金の指輪を婚約時は左手に着け、結婚後は右手につけ替えるというものです。
逆に、ブラジルなどでは婚約時は右手に、結婚後は左手に指輪をつけ替えます。
インドでは左手は不浄と考えられていたため、結婚指輪は右手につけていましたが、現在はどちらの手につけても構わない、とされています。
古代ローマとギリシャも、アレクサンダー大王の時代に、左手の薬指に結婚指輪をする文化をエジプトから取り入れる以前は、誠実と信頼、幸運を象徴する右手の薬指に、結婚指輪をしていたといわれています。
オーストラリア、カナダ、エジプト、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、イギリス、アメリカ、フランス、イタリア、スウェーデン、フィンランド、チェコ、スイス、ルーマニア、スロベニア、クロアチア、日本などのアジア諸国 など。
ノルウェー、デンマーク、オーストリア、ポーランド、ブルガリア、ロシア、ポルトガル、スペインの一部、ベルギーの一部、ジョージア、セルビア、ウクライナ、ギリシャ、ラトビア、ハンガリー、コロンビア、キューバ、ペルー、ベネズエラ など。
結婚指輪をつける位置に、特に決まりはありません。
おすすめは、好みや結婚指輪のデザインにもよりますが、手のひら側から見たときの、指の付け根です。
この位置であれば指を曲げるときも、指が痛くなりにくくなります。
また、指の付け根は心臓により近いため、誓いの証である結婚指輪にぴったりともいえます。
しかし、これは絶対ではありません、普段の生活スタイルや快適さに合わせて、お好みの位置につけて構いません。
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